歯科衛生士向けの勉強会を開催しました!!
宇野歯科で歯科衛生士向けの勉強会を開催しました。
スタッフみんな、宇野先生のお話に熱心に耳を傾け、勉強していました。
今年も勉強会の時期になりました。今年は私たちが疑問に思っていたインプラントの印象方法について
そして歯石除去に関してベテラン衛生士、新人衛生士ともに気を付けないといけない点を院長からレクチャー受けました。
勉強会の内容は下記のとおりです。
平成29年第1回 宇野歯科勉強会
1)オープントレー、クローズドトレー印象法と利点欠点
2)予防的スケーリングと治療的スケーリング
3)患者が嫌がる衛生士・・・言ってはいけないその言葉
スキルアップワンポイント!!
1)インプラント オープントレーとクローズドトレー 利点、欠点 そして実習
2)予防的スケーリングと治療的スケーリング
3)患者が嫌がる衛生士・・・言ってはいけないその言葉
インプラントの印象法は2種類ある
オープントレー用印象コーピング | クローズドトレー印象コーピング |
色の違いはわかるね!! | Pinkは3.5yellowは4.3blueは5mm |
クローズド印象用コーピング
オープンと違って取れない | 頭に注意 印象時頭の部分はユーティリティでうめる |
オープン印象用コーピング
個人トレーが必要 | ねじの部分が外れるようになっている |
各々の利点、欠点
オープン印象用コーピング | クローズド印象用コーピング |
・口の明けにくい人 ・1歯症例にむいている ・精密度はクローズド印象に比べて劣る ・少数歯症例 |
・印象行程が複雑 ・印象が精密 ・個人トレーを作成しなければならない ・多数歯症例 |
では実際にどのように行うのか?実際に見てみよう!!
歯を残せる歯科医院を目指すためにやるべきこと!!
・先輩や先生のノウハウをどのように伝えていますか?
・患者の情報を歯科医院全体で共有!!
(衛生士カルテの記載)
・歯科医師との信頼関係・・ハインリッヒの法則
・流れ作業的に仕事をしていないか!!
・歯科医師を含め、自分のスキルを上げよう
人に聞く、人のを見る
ハインリッヒの法則というものをご存知でしょうか。この法則は、労働災害における経験則の1つであり、
1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという法則です。
ハインリッヒの法則
http://www.infraexpert.com/info/network7.html
予防的スケーリングと治療的スケーリングの違い
予防的スケーリング | 治療的スケーリング |
・患者が定期的にメンテナンスに来院 ・目的:動機付け、末永く歯を残す |
・急な痛みで来院 ・P急発、perico ・目的・・痛みをとる、和らげる |
予防的スケーリング 問題点
・衛生士1人1人のスキルの問題
・流れ作業になっていないか!!
・歯科医院として共通の目線で行っているか
治療的スケーリング
・痛みの原因・・・perico なぜ歯肉の炎症が起こっているのか!!
・・・P急発 なぜ炎症が起こっているのか??
原因がわからないと対処できない。。
プラークによるものなのか、外傷性のものなのか、補綴物不適なのか??
衛生士が言ってはいけないその言葉
・時代は変わってた・・・
・たった一言で人間関係にひびが・・・
・ドクターが言う言葉は聞き流せるが、衛生士さんに言われるとカチンとくる!!
・前回のお掃除のときと違うことを言われた
いろいろ議論してみよう