歯石除去の症例
- 7歳/小児
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歯石除去後(右)はこんなにきれいになりました。
- 29歳/男性
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彼は衛生士にきれいにしてもらってから、最近は真面目にお掃除だけに通ってます。
- 35歳/男性
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紹介でいらっしゃいました。1ヶ月通って満足して、4ヶ月後の予約を約束してくれました。
見る目に違いが分かりますね。
- 45歳/男性
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まだまだ歯肉が腫れていますが、衛生士より歯間ブラシの使い方、ブラッシング方法、また、現在使用している高血圧症の薬の副作用等を聞いて動機付けが十分にいけそうな気がします。
治療で約1ヶ月来て頂いた後、リコール3ヶ月後の歯肉の状態が楽しみな患者さんです。
歯周病の難症例
歯周病で歯を喪失するといろんなところで問題が起こってきます。1本ぐらい、2本ぐらい4本ぐらい・・・と、なくても噛めるというところに落とし穴があるのです。
以下の、症例を見てみましょう。左画像のように長年喪失したままで歯が傾斜してきたり、右画像のように下の歯がないため、上の歯が伸びてきたりします。
最近タバコの害が言われることが多くなってきましたが、口腔内においても例外ではありません。
タバコを吸うことによって、血液の流れ、栄養素の運搬が不十分なことによって歯の周囲の歯肉、骨が悪くなります。または白血球、マクロファージの働きが悪くなり、それらの影響で歯肉の繊維化が起こります。
喫煙者のほとんどは、左画像のようになっていると考えられます。唇側まで汚れるとさすがに来院されるようです。
では、歯周病がとことん行き着くと、どのようになるのでしょうか?
右図を見て下さい。
ここまでいくともう取り返しがつきません。
・・・1、2年でつく汚れではありませんね。
いつまでも自分の歯で食べたいなら心臓、肝臓などを大事にするのと同じように、口腔内のケアを十分にして欲しいものです。ケアさえ十分なら80歳でも28本は残せます。