眠っている間に治療が終わる!静脈鎮静法
リラックスした状態での治療法
静脈内鎮静法(セデーション)とは
静脈内鎮静法(セデーション)とは、静脈に鎮静薬を点滴して精神的にリラックスした状態で治療する方法です。
痛みを抑えることはできないため、痛みを伴う処置時は局所麻酔と併用します。
静脈内鎮静法は、完全に意識を失った状態ではなく、半分眠っているような状態(声かけに反応できる程度)にします。そのため、不安や恐怖を感じにくくなり、リラックスした状態で治療を受けることが可能です。治療中の記憶はあまり残りません。

このような方にお勧めしています
-
治療に対して恐怖心の強い方
-
高血圧症、心臓病、糖尿病などの持病があり、全身管理が必要な方
-
嘔吐反射の強い方
-
リラックスして、楽に歯科治療を受けたい方
-
治療箇所が多く、痛みへの負担が
大きいという方 -
障害等により歯科治療を受けづらい方
担当歯科医師・治療器具のご案内
シリンジポンプ
厳密な患者管理を推進
シリンジポンプとは、シリンジ(注射器)に充填された薬剤を、設定された流量で持続的に注入する医療用機器です。手術室やICU(集中治療室)など厳密な患者管理を行う医療現場で広く使用されています。
手術時、静脈内鎮静を行う場合に用いています。

担当歯科医師
大貫 智崇

経歴
- 平成18年
- 大阪府立生野高等学校 卒業
- 平成24年
- 広島大学大学歯学部卒
大阪大学歯学部附属病院 研修歯科医として勤務
- 平成29年
- 大阪大学大学院歯学研究科修了
- 平成29年
- 歯科麻酔認定医取得
- 平成29年
- 滋賀県立総合病院麻酔科 勤務
- 平成30年
- 大阪母子医療センター麻酔科 勤務
- 平成31年
- 神戸市立こうべ市歯科センター 勤務
- 令和2年
- 医療法人宇野歯科医院 勤務
- 令和4年
- 医療法人宇野歯科医院 院長就任
所属
日本歯科麻酔学会 認定医
日本口腔顎顔面痛学会
趣味
献血

患者様へメッセージ
令和4年3月より院長に就任しました。
歯科医院は“痛い”“怖い”イメージになりがちですが、先代の院長のモットーである“明るく楽しい雰囲気の歯科医院”を継承してマスクの下は笑顔を心がけています笑
家では男の子3人(うち2人は双子です!)のお父さんをしています。
小さなお子様からご高齢の方まで寄り添って治療するよう心掛けています。
手術時の静脈内鎮静法や心臓病や不整脈をお持ちの方の歯科治療時の全身管理も行っています。
どんな些細な事でもお困りのことがあればご遠慮なくご相談ください。
治療予約日
下記の曜日にて静脈内鎮静法の治療が可能です。
必ず事前にお電話にてご予約頂きますようお願いいたします。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30ー12:00 | 〇 | × | × | × | × | 〇 | × |
14:00-18:00 | × | × | 〇 | × | 〇 | × | × |
料金
保険適用が可能です。
注意事項
- ・初回は治療内容や注意事項について説明を受けていただき、鎮静法での治療は次回の来院時からとなります。
- ・治療後はゆっくり休んでからお帰り下さい。治療後すぐに外出などはできません。
- ・処置開始6時間前からは固形物の摂取は出来ません。また、処置開始2時間前からは飲水も出来ません。
- ・楽な服装でご来院ください。
- ・治療後は、自動車、バイク、自転車等の運転は避けてください。原則として付き添いの方と一緒に帰宅していただいております。
- ・帰宅後、眠気やふらつきが出ることがあるので、安静にしておいてください。
- ・風邪などで体調がすぐれない場合には、ご相談ください。
静脈内鎮静法は完全予約制になります。
必ず電話にてご予約の上、ご来院ください。